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第6回 システム導入の約半分は失敗する ― 悪いのは会社ではなく「構造」です
この回の紹介(Spotifyの説明文)
高いお金を払ってシステムを導入したのに、気づけば誰も使っておらず、Excelに戻っている——そんな話を聞いたことはありませんか。
日経コンピュータの「ITプロジェクト実態調査」(2018年/1,745件のプロジェクトを対象)によれば、システム導入プロジェクトの成功率は52.8%。約半分が「失敗」と評価されています。しかも成功の定義は、スケジュール通りに終わった、予算内に収まった、使ってみて満足している、という決して厳しくない水準です。
先に結論をお伝えすると、これはあなたの会社が悪いのではなく、構造の問題です。
失敗要因の第1位は「要件定義が不十分だった」こと。ならば要件定義の精度を上げればいい——と考えたくなりますが、私の結論は「それは不可能」です。実際に使ってみて初めて気づくこと、インボイス制度のような外部要因による法改正、そしてAIをはじめとする技術の進歩。要件は、導入後も変化し続けるからです。
では、どうすればいいのか。「要件は変わり続ける」ことを大前提に置き、カスタマイズに対応できるベンダーを選ぶこと。そして、追加ボリュームが読めない以上、従量課金ではなく固定の月額でカスタマイズ無制限という形が、想定外のコストで妥協せずに済む——これが弊社の考え方です。
システム選定を検討されている方に、ぜひ聴いていただきたい回です。
パーソナリティ:小松延顕(株式会社Office Concierge 代表)